Photos & Movie by WSL. Text by colorsmagyoge.

LIVEを見逃した方に! WSLカウントダウンイベント”Michelob ULTRA Pure Gold Rumble at the Ranch”LIVE中継リキャップ映像↑↑↑

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カリフォルニアのLemooreにあるKelly SlaterのウェイブプールSurf Ranchを舞台に開催されたWSLカウントダウンイベント”Michelob ULTRA Pure Gold Rumble at the Ranch”が、現地時間の8/9(日)、日本時間の8/10(月)に無事終了となった。

男女各8名からなる世界のトップ16名の招待選手が、男女一組のペアを組んで対戦する世界初の混合ダブルス形式で行なわれたこの注目のビッグイベントを制したのはFilipe Toledo & Coco Hoペア!!

 

注目の五十嵐カノア & Tatiana Weston-Webbペアはセミファイナルで今大会最高トータルスコアとなる16.50ptを叩き出したものの、ファイナルでは爆発することができず惜しくも準優勝となった。

 

 


ファイナルでは1本の波で2回のアーリーウープをメイクするネクストレベルのライディングで9.67ptをスコアしたFilipe Toledo(BRA)。グーフィーの波ではスイッチフットでチューブをメイクするなど余裕の戦いをみせつけた。Photo by Kenny Morris / WSL.

 

セミファイナルでは1本の波で2回のエアと2回のディープチューブをコンビネーションで決めるライディングで9.00ptのエクセレントスコアを叩き出した五十嵐カノアだったが、ファイナルでは力を出し切ることができず、スコアを伸ばすことができなかった。Photo by Kenny Morris / WSL.

 

大会を通して終始素晴らしいライディングをみせたTatiana Weston-Webbはファイナルでもその調子を崩すことなく、レギュラーの波で7.43pt、グーフィーの波で7.07ptをスコア。ファイナルの前半戦ではCoco Hoをリードしていたが、Filipe Toledoのクレイジー過ぎるハイパフォーマンスに粉砕される形となった。Photo by Kenny Morris / WSL.

 

クォーターファイナルではKolohe Andino & Alyssa Spencerペアを、セミファイナルではKelly Slater & Sage Ericksonペアを下してファイナル進出を果たしたCoco Ho(HAW)。勝ち上がる度に調子を上げていき、怪我からの完全復帰を証明するライディングをみせた。Photo by Kenny Morris / WSL.

 

コロナウィルス感染拡大によって2020年はコンテストの全スケジュールがキャンセルとなってしまっている中、半年ぶりとなった世界トップレベルのプロサーファーたちによる今回のスペシャルイベントは素晴らしい盛り上がりをみせて幕を閉じた。

2021年シーズンは無事にコロナが収束を迎え、ワールドツアーが再開されることを心から願うばかりである。

今大会のさらなる詳細については下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!!

 

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【大会結果】
Final Results
1: Coco Ho and Filipe Toledo (16.24)
2: Tatiana Weston-Webb and Kanoa Igarashi (14.63)

Semifinal Results
SF 1: Coco Ho and Filipe Toledo (15.96) def. Sage Erickson and Kelly Slater (10.33)
SF 2: Tatiana Weston-Webb and Kanoa Igarashi (16.50) def. Caroline Marks and Adriano de Souza (16.17)

Quarterfinal Results
QF 1: Coco Ho and Filipe Toledo (14.07) def. Alyssa Spencer and Kolohe Andino (11.34)
QF 2: Sage Erickson and Kelly Slater (14.32) def. Carissa Moore and Seth Moniz (13.70)
QF 3: Caroline Marks and Adriano de Souza (15.60) def. Kirra Pinkerton and Conner Coffin (10.20)
QF 4: Tatiana Weston-Webb and Kanoa Igarashi (16.03) def. Lakey Peterson and Griffin Colapinto (15.87)

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>>WSLオフィシャルサイト

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ