Movie by RedBull. Text by colorsmagyoge.


 

 

オーストラリアが生んだスーパーサーフスターのひとり、Julian Wilsonが世界初となるサーフィンでハンドレールを用いたボードスライドをメイク!!

自然の海では波が不規則であるためハンドレールを海の中のちょうどいい位置にキープすること自体が不可能だったことから、ハドルイン・サーフィンでのメイクは非常に難儀であったが、今回はメルボルンにあるURBNSURFの協力のもと、ウェイブプールにEPS製のエポキシのレールボックスを設置。

さらにサーフボードはカーボン巻きのエポキシボードを採用。

いざ世界初のチャレンジに挑むJulian Wilsonであったが、しかし、レールボックスのアングルが波ごとに変わってしまう上、波にのまれたレールボックスが頭にヒットするスレスレを襲うなど、予想以上の苦戦を強いられる。

そんななか、アンカーポイントの位置に工夫を凝らし、さすがJulian Wilson、見事ボードスライドをメイク!!

まさにこれまでにはなかった超高次元でのサーフィンとスケートボード、スノーボードといった3Sの融合を成し遂げたのであった!!

そんな世界初の記録を樹立する瞬間までのドラマをドキュメントした本作品、今後Kelly Slaterのウェイブプールで行なわれるCTなどでハンドレールが設置され、そこで技を行うことによってハイスコアを得られるような時代が到来してもおかしくないのか!?

そんなことすら想像させる鬼必見の1本となっております!!

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ