Photos by WSL. Text by colorsmagyoge.

 

現地時間と日本時間の3/15(木)。

CT開幕戦”QUIKSILVER & ROXY PRO Gold Coast”は大会最終日を迎え、スナッパーロックスからチューブもありでサイズもあるキラへと会場が移動となった中、MENSはクォーターファイナルから、WOMENSはセミファイナルから共にファイナルまでを消化。

MENSクォーターファイナルのヒート1で昨年の本イベントの優勝者であるOwen Wrightが敗退となった上、ヒート4ではルーキーGriffin Colapintoが1本の波で3回もチューブをメイクするライディングで10ptをマークするなど、数々のドラマが展開されたこの日、MENSはJulian Wilson、WOMENSはLakey Petersonが見事優勝を飾った!

おめでとう!

MENSファイナルで1本目の波から9.33ptを叩き出し、AceことAdrian Buchanを抑えたJulian Wilsonだったが、実は本イベントの直前にあたるおよそ6週間前に肩鎖関節を負傷していた上、つい7日前には奥様のAshが第一子となるOlivia Madison Wilsonを産んだばかりだった。

肩の怪我という逆境に加えて、第一子誕生という人生最高の出来事が重なり、普段以上の集中力を得ることができたのか、まさに今回のJulian Wilsonならではの感動の優勝となった。

Julian Wilson.

 

WOMENSのファイナルにおいてKeely Andrew(AUS)を抑えて優勝を果たしたLakey Petersonは、私生活においては長年のボーイフレンドと結婚したと共に、オフシーズン中をコーチであるMike Parsonsと共によりハードな波でのサーフィン、ジムトレーニングを含めた強化期間として活用。

Lakey Peterson.

 

その努力が形となった今回の結果により、次なるCT第2戦目では自身初となるイエロー・ジャーシー(黄色いゼッケン/CTランキング1位の選手のみが着る事ができる)を着て試合に挑み、今シーズンのワールドタイトルを狙う。

迎えるCT第2戦目は、現地時間と日本時間の3/28(水)から4/8(日)までを開催期間に、オーストラリアのベルズビーチを会場に行われる”RIP CURL PRO Bells Beach”となっている。

Mick Fanningが現役最後の晴れ舞台として選んだベルズビーチで一体どんなドラマが展開されるのか!?

Mick Fanning.

 

今シーズンもCTから目が離せない!!

さらなる詳細は下記リンクよりWSLオフィシャルサイトをチェック!

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ