現地時間の12/18(月)、日本時間の12/19(火)。

ハワイのパイプラインを会場に行われていたCT最終戦”BILLABONG PIPE MASTERS”のファイナルデイが無事終了となった。

先ほど速報としてcolorsmagからお伝えさせて頂いた通り、John John Florenceが2年連続ワールドチャンプを獲得した中、


Congrats!! 2×WorldChampion, John John Florence!! Photo by WSL.

 

ファイナルは2年連続ワールドチャンプに輝いたJohn John FlorenceとJeremy Floresの一騎打ちとなり、4本目の波で8.93pt、5本目の波で7.23ptを持つJohn John Florenceがリードを保つ中、Jeremy Floresが試合終了10秒前に掴んだバックドアの波で8.33ptをスコアし、最後の最後でまさかの大逆転を果たして見事優勝!!


 

Jeremy Flores(FRA)はクォーターファイナルのヒート3でJohn John Florenceと熾烈なワールドタイトル争いを繰り広げていたGabriel Medina(BRA)を下した張本人であり、自身にとって2度目となるパイプマスターズ・チャンピオンに輝いた。


 

注目のカノア五十嵐はラウンド4のヒート4でキングKelly Slaterと親友でもあるLeonardo Fioravanti(ITA)を抑え、1位でラウンドアップを果たすと、クォーターファイナルでItalo Ferreira(BRA)を下しセミファイナル進出!


 

しかし、迎えたセミファイナルのヒート2では今大会の優勝者であるJeremy Floreceを相手に敗北を喫することに。

悔しくもファイナル進出とはならなかったものの昨年の本イベントでの準優勝に続いて見事3位という好成績を残し、ビーチブレイクだけでなくチューブライダーとしても世界トップレベルのスキルを持つことを改めて証明した。


3rd place, Kanoa Igarashi. Photo by WSL.

 

さらにトリプルクラウン・チャンピオンに輝いたのは、2018年CT入りを決めたカリフォルニア出身の注目の若手Griffin Colapinto(USA)!

2018年シーズンの活躍に期待したい!!

Josh KerrとBede Durbidgeといったオーストラリア出身の2名のベテランCTサーファーの引退、ワールドタイトル争いの結末、そしてカノア五十嵐の活躍とConnor O’Learyのルーキー・オブ・ザ・イヤー獲得と本当に多くの感動を与えてくれたドラマチックな一戦となったCT最終戦”BILLABONG PIPE MASTERS”!!


Josh Kerr, with his lovely family. Photo by WSL.

 

2018年シーズンもさらに盛り上がること間違いナシなCTから目が離せない!!

LIVEをお見逃しになったという方は、WSLオフィシャルサイトよりリプレイが視聴可能となっているので下記リンクをチェック!!

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ