Movie by WSL. Text by colorsmagyoge.


 

 

 

11/8(水)。

世界指折りのビッグウェイブが押し寄せることで知られるポルトガルのナザレに60ftクラスの巨大波が押し寄せた。

ここ数年ナザレに挑戦し続ける世界的なビッグウェイバーであり、イギリス出身の36歳のプロサーファーAndrew Cottonは、この日もナザレにチャレンジ。

が、グーフィーの波を掴んでバックサイドで少しフェード気味にラインをとり、ボトムターンに入ろうとした際に、崩れ落ちてくる分厚いリップから逃げ切ることができず、不運にもインパクトの真下で潰されてしまい、次の瞬間にはまるで人形のごとく、爆発する巨大な白波のパワーに粉砕されて宙に吹き飛ばされてしまった。

通常であればそのまま水の中に引きずり込まれ、長い時間波に飲まれることは必至であるが、しかし今回のAndrew Cottonによる宙に飛ばされたワイプアウトは、未だかつて見たことのないエピックなものとして世界中で話題となった。

「たぶん、空中に飛ばされたのは、ボトムで崩れたリップによる影響だと思う」

病院のベッドからメールを受けたAndrew CottonはWSLに対してそう返答。

「自分の感覚としては見た目以上に波に飲まれた感じはしなかった」

ようだが、その後すぐにジェットスキーで駆けつけてくれたGarrett McNamaraとHugo Vau2名のレスキューによって九死に一生を得た。

Andrew Cottonはこのワイプアウトによって背中を負傷。

が、現在はすでに回復して海に戻り、次なるナザレのビッグウェイブに向けて調整を開始している。

今回のエピックなワイプアウトは、WSLが毎年行なっている動画投稿型オンラインビッグウェイブ・アワードともいうべきWSL Big Wave Awardsの2018 Wipeout of the year部門にもエントリー。

このワイプアウトから得た教訓は!?という質問に対して、

「あまり深くフェードターンしないこと!」と冗談半分で答えたAndrew Cottonのさらなるビッグウェイブシーンでの活躍に期待したい!

 

 

 

 

 

 

 

 

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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ