Photos & Text by colorsmagyoge.

 

5/22(月)から5/28(日)にかけて千葉県一宮町が誇る日本屈指の歴史あるサーフィン道場として知られる志田下を会場に開催中のQS6000”ICHINOMIYA CHIBA OPEN”!!

そのDAY6となる5/26(金)はMENSラウンド3のヒート17からスタートとなり、干潮時に著しくコンディションを落としたことから一度中断となりつつも、正午には再開され、ラウンド3の全ヒートを消化。

注目のカノア五十嵐がまさかの敗退を喫するという大波乱が巻き起こる中、ヒート4に出場した村上舜、そしてヒート6の大原洋人、ヒート8の新井洋人の3名は見事ラウンド4へと駒を進めた!!


この日最初にヒートを行う日本人選手としてのプレッシャーも背負いながらもそれをはねのけていい波をチョイスしてスコアをまとめ、日本人の活躍に火付け役となった村上舜。迎えるラウンド4のヒート4では大原洋人とCooper Chapman(AUS)と対戦。さらなる快進撃に期待がかかる!!Shun Murakami.

 


この日は平日の雨に見舞われたにも関わらず、日本の波で繰り広げられる世界レベルのサーフィンを肌で感じようと言わんばかりに非常に多くのギャラリーが会場に訪れた。


ヒート後半まで4位のポジションでまたしても昨年に引き続きやらかしてしまうのかと、一瞬心臓が口から出ちゃうかもしれないくらいドキドキさせられたが、一気に追い上げて大逆転を果たし、見事ラウンドアップを果たした安定の大原洋人。今大会では徐々に調子を上げてきている感があり、上手くファイナルデイに調子良さのピークを迎えてくれそうなグッドサイクルにはまっているようにみえる。その活躍に期待!!Hiroto Ohhara.

 


ヒート開始早々に勃発したカノア五十嵐と波取り争いを気迫で勝ち取り、その波で8.50ptをスコアして終始リードしたままダントツの1位でラウンドアップを果たしたJoshua Moniz(HAW)。Kelia Monizの弟であり、父であり世界的レジェンドであるTony Monizから受け継いだ天性のパワフルかつスタイリッシュなそのサーフィンは要チェック!!Joshua Moniz.

 


Joshua Monizとの波取りで出遅れたことがヒート全体のリズムを崩す最大限の引き金となってしまい、まさかの敗退となってしまったカノア五十嵐。一瞬のミスが大きく勝敗を分ける世界のトッププロたちならではの白熱した試合展開となった。世界を舞台に活躍する日本人サーファーの代表として今後のさらなる活躍に期待したい!!Go Kanoa!!!!!

 


もともとトップレベルのサーフスキルを持つことは百も承知だが、またさらにひと皮向けた感を感じさせらた今回のQS6000での新井洋人。迎えるラウンド4ではヒート5でJoshua Moniz(HAW)、Slade Prestwich(ZAF)と対戦予定。

 


ラウンド3のヒート11でまさかの兄弟対決となったTanner GUdauskas(USA)とPat Gudausukas(USA)。ヒート前半は兄弟揃って波に乗れず、後半戦に入ってからエンジンがかかり始めたが、前半にエクセレントスコアを2本まとめたBeyrick De Vries(ZAF)の勢いを封じるに至らず、Pat Gudausukas(USA)のみがラウンド4へと駒を進めた。Tanner & Pat Gudauskas.]

 

迎えるラウンド4では、ヒート4でオーストラリアのCooper Chapman(AUS)に加え、村上舜と大原洋人という現在の日本のサーフシーンをリードする数少ないスキルを持つトッププロである2名が同じヒートで対戦。

続くヒート5では新井洋人がJosha Moniz(HAW)、 Slade Prestwich(ZAF)と対戦予定となっている。

そして、5/27(土)はWOMENSのクオーターファイナルが行われる可能性も大。

クォーターファイナルのヒート2では黒川日菜子が Paige Hareb(NZL)と対戦予定。

 

 

さらに続くヒート3には川合美乃里が出場!

Isabella Nichols(AUS)と対戦予定となっている。

 

果たして、ここまで生き残った若きサムライたちは世界の強豪を相手にどんな快進撃を見せてくれるのか!?

今シーズン国内最大級のQS6000”ICHINOMIYA CHIBA OPEN”をお見逃しなく!!

 

>WSLオフィシャルサイト

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ