Photos & Text by colorsmagyoge. Added Photos @una_gi_ya & DannyD.

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翌朝、狙っていたブレイクをチェックしにいくと、

このエリアを代表するビッグウェイブ好きなプロサーファーで

現在はシラスの株式会社ヤマト社長の樋口賢をはじめ、

フォトグラファー@una_gi_yaこと山本良和さんと

若手プロサーファー三浦涼に加え、

同じくこのエリアを代表するプロサーファーの坂本勇人と

波を求めて坂本勇人を訪ねてやってきた新島出身のプロサーファー加瀬優、

そして前日の山田桂司プロ達との夕方セッションの後、

樋口賢プロのところに加藤嵐から連絡があり、

この日合流することとなった2016年グランドチャンプに輝いた加藤嵐と、

日本指折りのチューブマスターである松岡慧斗と駐車場で合流。

さらにはこの日の前夜に別の案件で連絡をもらい、

このセッションが行われることを知って急遽大阪から駆けつけてきた

若手フォトグラファーのDannyDpictureもショーアップ。

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@una_gi_ya photo by DannyDpicture.

 

波はダブル前後の比較的ワイルドなコンディションで、

しかも早い時間帯はまるでハワイのモーニングシックのごとく

海全体がどよどよしてまとまりに欠ける状態であったが、

朝8時くらいになってくると徐々にまとまりはじめ、

10時過ぎくらいまでのわずか数時間は少ないながら

エクセレントな波も押し寄せるグッドコンディションとなった!

そんななか、まずは特攻隊長のごとくゲッティングアウトしていったのは

このエリアを代表するプロサーファーで、このポイントに来るたびに

素晴らしいサーフィンを魅せてくれる坂本勇人。

フロントサイド、バックサイドとこの海の感覚をつかむべく、

次々とクローズアウト・セットのチューブに突入しては消えていく。

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Hayato Sakamoto. Photo by @una_gi_ya

 

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Hayato Sakamoto.

 

 

そんな先輩の背中に習い、坂本勇人と共にゲッティングアウトしていった

このエリア期待の若手プロサーファー三浦涼も積極的に波を掴み、

さらりとチューブを駆け抜ける。

今シーズンは何度か三浦涼とセッションを共にする機会に恵まれ、

今風のアクションもスタイリッシュに決めつつも

こういったチューブ波でもあっと言わせるパフォーマンスを見せてくれる

三浦涼というサーファーのスキルを改めて思い知らされた。

今後が非常に楽しみな若手プロサーファー。

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Ryo Miura.

 

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Ryo Miura. Photos by @una_gi_ya

 

ポイントの左側でバックサイドでチューブにねじ込むサーファーの姿が

目に入ってきたのでシャッターを切ると、

それは前日の夕方セッションでローカルナレッジを活かした

ライディングを連発していた森さんだった。

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Mori san. Below Photo by @una_gi_ya 

 

この日撮影していたポイント正面からパキパキのレギュラーのセットを掴み

スタンディングからのインサイドバレルと1本の波で2回のチューブを

メイクするライディングを披露するのは、このポイントの

ローカルサーファーのボス的存在で、地元ではレジェンドと崇められる松下清さん。

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Kiyoshi Matushita & Togari san.

 

10年以上前にcolorsmagがプロを目指していた頃に、

静波のJPSAでそのサーフィンを目の当たりにして

「誰ですか?あのうまいサーファーは?」

と思い、その名前を知ったことを急に思い出し、

未だにこうして人知れずハードコアなここの波に乗る姿を見て

熱いサーファーとしてのソウルを感じずにはいられなかった。

下のシークエンスは前半はcolorsmag、後半からは@una_gi_yaさんによる

ダブルアングルでお届けする1本の波でのダブルチューブ。

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Kiyoshi Matsushita. Photos by colorsmag & @una_gi_ya

 

この日の前日もセッションに参加して頂き、

この日も激しい鬼のプルインを見せていたのは

このポイントの特攻隊長的存在と言われる戸河里宗平さん。

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Togari san.

 

2016グランドチャンプに輝いた加藤嵐も

軽い朝食をとったタイミングでゲッティングアウト。

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Arashi Kato.

 

日本一のプロサーファーに輝き、

ますます今後の活躍に期待がかかる加藤嵐にして

初めて入るここの波はやはり難しかった様子で、

苦戦を強いられる中でもグランドチャンプのプライドをかけ、

激しいチャージを繰り返していたのはさすが。

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Arashi Kato.

 

セッション中盤に駆けつけ、1本目の波から洗礼を受けて

ボードを真っ二つに折るハプニングに見舞われたが、

それでもスペアボードで再びゲッティングアウトし、

チャージを繰り返したのは山田桂司のundergraund surf出身の

若手プロサーファー鈴木謙太郎。

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Kentaro Suzuki. center photo by @una_gi_ya

 

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Kentaro Suzuki. Photo by DannyD.

 

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Hayato Sakamoto.

 

波のコンディションがもっとも良かったセッション中盤に入ると

次々とバックサイド・グラブレールでチューブをメイクしまくった坂本勇人。

以前は千葉の海でしかセッションをしたことがなく、

こういったチューブの波ではそのサーフィンを見たことがなかったが、

後ろ足の膝をコンパクトに畳み込んだ

スタイリッシュなバックサイド・グラブレールのスキルの高さに

ここ何度かのセッションを通して驚かされたことは言うまでもない。

下のシークエンスは、グランドチャンプ加藤嵐を目の前に

パーフェクトなグラブレールでローカル魂を見せつけた見事な1本。

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Hayato Sakamoto.

 

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Photo by DannyD.

 

ワールドレベルの波を誇るサーフアイランド新島出身だけあり、

このようなチューブ波を得意とする加瀬優。

レギュラーに狙いを定め、ポイント右側からセットを掴む。

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Masaru Kase. Photo by DannyD.

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Masaru Kase. Photo by @una_gi_ya

 

誰よりもじっくりとビーチに座って波を見てから

ゲッティングアウトしていったVOLCOM若手プロサーファー佐藤魁。

セッションの最後にはこのセッションのベストシークエンスとなる

バックサイドバレル・スピッツアウトを披露したのはさすが。

毎年VOLCOM HOUSEに長期滞在し、

パイプ、バックドアで積み重ねている経験が一際光る。

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Guy Sato.

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Guy Sato. Photos by @una_gi_ya

 

この日のセッションにおいても恐れ知らずなチャージを魅せ、

いい波というよりも、もっともえぐい波をあえて選んで

激しいプルインを繰り返したのは日本屈指のチューブマスター松岡慧斗。

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Keito Matsuoka.

 

強いカレントに加え、時折入る特大セットと、

見た目以上にハードなコンディションの中、

夜通し大阪から車を走らせ、わずか数時間の睡眠のみで水中撮影に臨み

数枚の貴重な水中ショットを残してくれた新しいcolorsmagファミリーのひとり

DannyDと、松岡慧斗がコネクトしたウォーターショット。

日本では数少ないウォーターカメラマンとして、

DannyDの今後のさらなる成長に期待!!

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Keito Matsuoka. Photo by DannyD.

 

塩が引きに向かうにつれてコンディションは急変し、

サイズもダウンとなり、お昼前には一度セッションは終了。

昼食をとり、加藤嵐、松岡慧斗、加瀬優と別れると

今度は樋口賢が営むシラスの株式会社ヤマトを訪問。

これから新たにライダーとしてサポートを受けることとなった

佐藤魁が社員のみなさまと顔合わせとご挨拶となり、

このタイミングで記念すべき集合カットを1枚。

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@kabusikigaisha yamato.

 

2ラウンド目は風が弱くなるであろう夕方を狙うこととなり、

数時間ゆっくりすると、坂本勇人から波が良くなってきたという連絡が入り、

またしても例のポイントで夕方セッションを開始。

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波のサイズもだいぶ落ち着きつつもまだまだ頭前後のコンディションの中

2ラウンド目の水中撮影に挑むDannDpictureこと柳谷大輔。

元々はトライアスロンもやっていたということで、

その底なしの体力に脱帽。

そして、この日はシラスの競りと工場の仕事で午前中のセッションに

参加できなかった樋口賢と見事なコネクトを果たし、

鬼かっこいいエアのショットをビハインドから残してくれた。

下はそのDannyDのウォーターショットとcolorsmagのランドショットによる

樋口賢のエアをとらえたコラボショット。

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Water shot by DannyD. Below photo by colorsmag.

 

そしてこちらは樋口賢本人がお気に入りのエアショット。

カリフォルニアのサンタクルーズのエアリストを彷彿とさせる

空中でのスタイルが憎い1枚。

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Ken Higuchi. Photo by DannyD.

 

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Guy Sato. DannyD.

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Guy Sato & DannyD.

 

本来はここまで大きなセッションになるとも思わず、

実はcolorsmagの撮影というよりも別の案件の撮影の依頼で

ここを訪れた佐藤魁とcolorsmagであったが、

見えない磁場に引き寄せせられたかのごとく、

ポジティブなパワー溢れる人たちが自然と集結し、

今年最後かもしれない台風セッションを締めくくるにふさわしい

エピックな2日間となった今回のショートトリップ。

いつも行くたびにケアしてくれるローカルサーファーの皆様、

本当にいつもありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ