Text by colorsmagyoge.

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Hiroto Ohara made Round3 of Ballito Pro!!

 

6/27(月)~7/3(日)に渡り南アフリカのバリトを会場に

開催中のWSL QS10K”Balito Pro”のラウンド2が行われた日本時間の6/29(水)。

午後18時過ぎより、大原洋人とカノア五十嵐が対戦する

ラウンド2のヒート8がスタートとなった。

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オンショアにバックウォッシュ混じりの頭前後の難しいコンディションのなか、

大原洋人が2本目で6.83pt、3本目で7.27ptをマークして早くも流れを掴むも、

残り15分を切った時点でBeyrick De Vries(ZAF)が

アーリーウープを披露して7.37ptをたたき出し、一気に1位のポジションへ。

残り10分を切ったところで大原洋人が4本目の波を掴み、

鬼のような高速ブレイクに対しリズミカルにリエントリーをねじ込むも

3発目のフィニッシュでワイプアウト。

にも関わらずこのライディングでのターンの質の高さが評価され6.90ptをスコア!

これでバックアップを上げ逆転に必要なスコア7.93ptと

わずかにその差を縮めるも2位のポジションをキープしつつ、

残り5分を切ったところで3位のポジションで逆転を狙うカノア五十嵐が

7本目の波を掴んで6.70pt、8本目の波で6.20ptをマーク!

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Kanoa Igarashi.

 

ここは何としてでも日本人2名でラウンドアップを果たしてもらいたいなか、

逆転に必要なスコア7.40ptには届かず、迎えたヒート終了間際に

手前の小振りな波を掴むも逆転ならず、

1位のBeyrick De Vriesと共に2位となった大原洋人が

見事ラウンド3へと駒を進めた!!

おめでとう!!

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迎えるラウンド3のヒート3では現役CTサーファーのJeremy Flores(FRA)をはじめ、

Soli Bailey(AUS)、Krystian Kymarson(BRA)と対戦予定!

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大原洋人とカノア五十嵐と共に本イベントに参戦していた

大橋海人、新井洋人、仲村拓久未、喜納海人といった4名のサムライが

ラウンド1敗退となってしまったなか、

コンテストMCたちの注目度も高く、ジャッジの評価も高い

日本のエース大原洋人のさらなる快進撃に期待したい!

惜しくも敗退となってしまったカノア五十嵐は、

この後7/6(水)~7/17(日)を開催期間に

南アフリカのジェフリーズベイを会場に開催予定の

CT第6戦”J-BAY OPEN”出場する予定。

そこでのカノアの活躍にも期待!!

Go Japan!!

ライブの方もお見逃しなく!!!

 

>>WSL QS10K”Ballito Pro”オフィシャルサイト

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ