Photos & Text by colorsmagyoge.

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Winners of SHIDASHITA OPEN OF SURFING.

 

日本屈指のハイサーフエリアのひとつである千葉東エリアのなかでも

”サーフィン道場”の異名を持つ志田下ポイント。

プロサーファーを含め、トップサーファーたちが

ハイレベルなセッションを繰り広げてきたこのステージからは、

これまで河野正和、浦山哲也、田中樹、田嶋鉄兵、

田中英義をはじめとした歴代グランドチャンプたちから、

US OPEN優勝という前人未到の快挙を成し遂げた大原洋人まで

多くのトップサーファーたちが輩出されてきた。

そんな由緒ある志田下を会場に、

”大原洋人に次ぐ世界に通用するサーファーの育成”を目的に

昨年からスタートとなった

”SHIDASHITA OPEN OF SURFING”が6/26(日)に行われた。

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本ビッグイベントにおいて特筆すべき点は、

今後の日本のサーフシーンを担う可能性を秘めた

AAキッズボーイズクラスで優勝した選手1名を対象に、

コーチ糟谷修自による指導のもと、毎冬ハワイのノースショアで行われている

HURLEYキャンプへの参加資格が与えられるということ。

第2回目を迎えた今大会では、

昨年の優勝者である小笠原由織をはじめ、伊東李安琉、鈴木仁、

上山キアヌといった4名によってファイナルが行われ、

本イベントにおいて最も注目に価するハイレベルな

サーフィンバトルが繰り広げられたなか、

見事上山キアヌが優勝と共にHURLEYキャンプへの参加資格を獲得した。

おめでとう!!

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ワンターンで技と技をコネクトしながらも加速得ていくスピードに乗ったライディングが光り、ファイナルでは1本目から大きなスプレーをあげるカーヴィングを交えたライディングでハイスコアをたたき出し、見事優勝と共にハワイ、ノースショアで糟谷修自のコーチのもと毎年行われているHURLEYキャンプへの参加資格を獲得した上山キアヌ。おめでとう! AA kids/boys winner, Keanu Kamiyama. 

 

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ファイナルでは上山キアヌに対して痛恨のインターフェアを犯したものの、最期まで諦めずハイスコアを連発したが無念にも2位に甘んじる苦い結果となった鈴木仁。colorsmag的和製Filipe Toledoな一段上の素早さとスピードを兼ね備えた無限の可能性を秘めたる鬼要チェックサーファー。Jin Suzuki.

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わずかなミスが勝敗を大きく左右するハイレベルな戦いにおいて、痛恨のインターフェアは命取りとなった。Keanu Kamiyama & Jin Suzuki. 

 

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すでにその名は全国区どころか、世界にも知れ渡っている宮崎が生んだスーパーキッズ伊東李安琉は3位に。Riaru Ito.

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昨年度のチャンピオンであり、2連覇を狙って本ビッグイベントに参戦した小笠原由織だったが、ファイナルでは終始リズムをつかむことができず4位となった。しかし、2年連続ファイナル進出を果たし、2連覇まで王手を掛けてくるところは流石。今後の成長が楽しみなひとり。Yuri Ogasawara.

 

プロ予備軍とも言うべき高いスキルを持つ選手たちが多く見られた

AAジュニアメンは、ファイナルでソリッドかつ切れ味鋭い

リッピングを連発した粟田生が優勝!!

鈴木仁と同様、痛恨のインターフェアを犯しながらも

ヒート後半で追い上げを見せ3位となった古田龍之助の

熱いバックサイド・サーフィンも印象的だった。

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Junior Men winner, Naru Awada.

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Junior Men 2nd, Keigo Hirota.

 

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Junior Men 3rd, Ryunosuke Furuta.

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Junior Men 4th, Rui Kono.

 

さらに、colorsmag的注目のクラスとなったのは

16歳以下の女子によって行われたAAガールズ16。

2020年東京オリンピック代表選手になり得る可能性を十分に秘めた

この世代によるハイレベルな戦いを制したのは、

先日のQS6000で見事9.33ptを叩き出した茅ヶ崎出身のスーパー中学生、松田詩野。

ヒート中盤に会場左側に入ったグーフィーのセットを掴み、

スピーティーかつ切れ味鋭いリッピングを連発したライディングがキーとなった。

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Girls 16 winner, Shino Matsusda.

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Girls 16 2nd, Minami Nonaka.

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ファイナルでは3位となったが、今大会でのハイエストスコアとなる9.17ptをマークしたことからベストスコア賞を受賞した中塩佳那。Girls 16 3rd & Best Riding Award, Kana Nakashio.

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Girls 16 4th, Kokona Kawase.

 

スタイリッシュなサーフィンで

見事シニアマスター優勝を勝ち取った東峰正樹氏。

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AA Sinior Master winner, Masaki Toumine

 

AAグランドマスターカフナでは優勝を果たした坂本應尚氏と

2位となった志村仁氏が白熱した戦いを見せてくれた。

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GrandMaster Kahuna winner, Masahisa Sakamoto.

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GrandMaster Kahuna 2nd, Hitoshi Shimura.

 

パワーのない難しい小波コンディションにおいても

しっかりとしたターンを刻み、ウィメンズ優勝を飾った加藤志穂里。

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Shiori Kato.

 

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BB Men winner, Takuto Hiruma.

 

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BB Women winner, Kumiko Shioda.

 

各クラスともにサーフィン道場にふさわしいサーフィンバトルが展開された

素晴らしい大会となった!!

さらなる詳細については下記リンクより

SHIDASHITA OPEN OF SURFINGオフィシャルFBページをチェック!

>>SHIDASHITA OPEN OF SURFINGオフィシャルFBページ
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【大会結果】

AAキッズボーイズ
優勝 上山キアヌ
2位 鈴木仁
3位 伊東李安琉
4位 小笠原由織
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AAジュニアメン
優勝 粟田生
2位 廣田景瑚
3位 古田龍之助
4位 河野留偉
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AAガールズ16 
優勝 松田詩野
2位 野中美波
3位 中塩佳那
4位 川瀬心那
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AAシニアマスター
優勝 東峰正樹
2位 飯森奨文 
3位 菅谷洋
4位 小野誠
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AAグランドマスターカフナ
優勝 坂本 應尚
2位 志村仁 
3位 山中雅由
4位 小谷和宏
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AAウィメン
優勝 加藤志穂里
2位 田中千春
3位 湯川順子
4位 荻原浩子
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AAボディーボード・メン
優勝 蛭間拓斗
2位 佐藤新一
3位 小松貴史
4位 鍵和田福司
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AAボディーボード・ウィメン
優勝 塩田久美子
2位 佐藤千夏 
3位 杉野胡桃
4位 中村麻美
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yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ