Movie by Thiago Camarao. Text by colorsmagyoge.

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混雑した海でサーフィンをしているときに、

やっとの思いでセットを掴んだら、進行方向の妨げになるポジションに

ゲッティングアウトするサーファーの姿が。

そんなとき、ブレイクに捕まってせっかく掴んだ波を無駄にせずに、

なおかつゲッティングアウト中の人をひかないで済む方法のお手本を

ブラジル出身のプロサーファーThiago Camaraoが披露!

今回はそんな必見動画をお届けさせていただきます。

Thiago Camarão jumping over a dude. from Thiago Camarao on Vimeo.

 

しかしながら、このようにオーリーして人を飛び越えてよけられるのは

プロサーファーThiago Camaraoだからこそなせる技と言って過言ではないでしょう。

colorsmag自身もこのようなシチュエーションであれば

間違いなくプルアウトするか、

ライディングを中断して事故を避けるに違いありません。

ここでのコツは、ゲッティングアウト中のサーファーが

ショルダーの方向でなく、スープの方によけてあげることなのかと思います。

ドルフィンスルーをしたくないがためにショルダーの方に逃げてしまっては

ひかれて怪我をする可能性が高まって当たり前。

海の中でも陸の上と同じく、

お互いを思いやり、真心を持って楽しくサーフィンすることが

意外と大切なのかも知れませんね。

これからシーズンを迎え、海も混雑することが予想されますが、

事故無くみなさまがサーフィンを楽しめることを心より願っております。

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ