Photos & Text by ManiaOchi.

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Takahide Mayaguchi. Photos by ManiaOchi.

 

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colorsmag関西支部であり、日本屈指のマニアな男として知られる

Mania越智こと越智孝之。

神戸を拠点に波を求めて動くシティーサーファー写心家である彼が

京都出身のオリジナル・スタイラー間屋口峻英プロの誘いを受け、

藤本軌道のサポートによる種子島トリップへ。

日本海を中心に北海道などエリアによっては

冬の寒さが本格的となってくるこの2月に、

一足早い春を求めたMania越智の旅がいま、始まった。

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そろそろ春の気配を感じるいい季節になってきましたが

今回は真冬の最中のアイランドトリップを!

2月に入り冬も本格的になり各地では大雪のニュース、

そしてスノーサーフで雪山に向かうサーファーも多いこの季節に

間屋口峻英プロから、

「もしよかったら種子島どうですか?」

とのお誘いが。

少しでもあたたかい海を求めていたこの季節にはかなり魅力的なお誘いに

マニア心をそそられ予定を合わせ誘われるままにGOサイン!

集合場所へ到着すると今回は間屋口峻英プロもサポートされている

藤本軌道さんのトリップということで藤本軌道の小池さんにご挨拶!

夕食をしながらトリップ前の波はどうだろう!?

あるかな!?

といろいろサーファー談義をしているうちに

気がつくともう夜もいい時間に。

旅先にある波に期待を膨らまし藤本軌道号に同乗させて頂き大阪を出発!

いざ鹿児島へ~~!

今回は陸路で大阪~鹿児島までのロングドライブからの

鹿児島からフェリーで種子島入りという

ロングドライブトリップでのスタートとなった。

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気の遠くなるような延々と続く高速道路を走り、

雑談と襲いかかる睡魔と戦いながら無事に鹿児島港へ!

今回はなんとフェリーのトラブルで前日まで休航しているとの

マニア過ぎる情報が到着前に知り、

そのためこの日の運行は混み合い乗船できるかできないかの

かなりマニアな状況での鹿児島港入りだったがラッキーにも

最終段階で乗船許可~!

鹿児島港から臨む桜島の噴煙も

この時ばかりは勝利の狼煙にふと思ってしまった。

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無事に乗船!

ロングドライブの癒しにぴったりな朝の光を浴びた桜島!

この日の朝は桜島もとても奇麗に見えトリップいい一コマとなった。

普段は見慣れない風景が楽しめるのがサーフトリップの醍醐味の一つ!

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トリップ先にある波に期待をよせながら桜島を臨む!

ロングドライブの疲れから揺り籠のような程よい揺れを感じながら

フェリーで仮眠をとった後、無事に種子島へ。

現地に到着すると疲れも忘れ完全に波乗りモードに。

波が気になるのもサーファーの性!

下船し素早くアイランドブレイク目指し藤本軌道号はポイントチェックへ。

とはいっても無数の素晴らしいアイランドブレイクが点在する種子島。

ここはやはりビジターサーファーとしてはローカルサーファーの情報が肝となる!

オリジンサーフショップ、そしてORIGINライダー山田祐太朗くんと今回はコネクトさせて頂き

ウネリや天候、波のコンディションを考えメインポイントへ向かう事に。

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出発前から到着日はサイズダウンかも、という情報を先に聞いていた為、

かなりのスモールコンディションも覚悟していたが

いざポイントに到着するとそこには

アイランドブルーのオイリーな素晴らしいアイランドブレイクが!

まさにアイランドマジック。

十分サーフ可能なブレイクが美しいビーチにひろがっていた。

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藤本軌道号に乗り合わせた一行はいち早くウェットに着替えたところで

先に電話で波情報でコネクトした

ORIGIN SURFSHOPのライダー山田祐太朗くんとも現地合流。

いざアイランドブルーのブレイクでのセッションがスタートとなった!

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Yutaro Yamada ,      Hisao Koike ,     Takahide Mayaguchi.

 

「このTWINFINはまだホームの日本海で試しただけですのでこの手のSTYLEを表現するにはまだまだビギナーですよ~」

とここ最近、出来立てホヤホヤのSMAC CLASSIC LINEでシェイプされた

TWIN FINを今回のTRIPに持ち込んだタカヒPRO!

CAのALEX KNOSTのようなCLASSIC&MODERN STYLEにも興味があり、

今後はSINGLE FINでも表現したいとのこと。

ミドルセクションのアイランドブレイクをいち早くゲットし

コンペには無い新たなスタイルを現代版でMINI SIMMONSで刻み込んでいった。

コンペ、AIR、バレル、クラシックスタイルを使い分ける

新しいTakahide Styleを確立する日も遠くはないだろう。

今回もTWIN FINでいろいろな流体力学STYLEを披露。

今後がますます楽しみなマルチPROサファーだ。

シモンズなTWIN FINでもフォトジェニックなエアーを見せつけた。

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Takahide Mayaguchi.

 

波質の変化に合わせていつものボードにチェンジ。

種子島アイランドブレイクでミドルセクションのパワーある

ロケット発射台を見つけてはロケットのような

パワフルなAIRを次々とメイクしていった。

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Takahide Mayaguchi.

 

ローカルの方のお話を聞くと

こんなに波が良くなったのは今年に入ってからというここメインポイント。

滞在予定が決まっているビジターサーファーにとっては

今回はサイズにも恵まれいいタイミングに訪れる事ができた。

その為か多くのローカルサーファーもここに集まりアツいセッションが繰り広げられていた。

南種子町にある地元の新鮮な食材を使った手料理を堪能できる種子島の名店、

“宴彩 黒潮”の若旦那でもありローカルの兄貴的存在の高田さん!

料理の腕前とサーフィンの腕前は間違いなし!

この日もいいセットをメイクしていた。

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Kengo Takada.

 

ONE-STARメンバーでPeace-Kという名前で活動する

サーフィン大好きローカルサーファーの渕田さん!

いいリップアクションを刻みこんでいた。

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Keisuke Fuchida. 

 

今回、大阪から種子島までのロングドライブを共にしたその名も突っ込み隊長!

いつも明るく場を盛り上げてくれる。

種子島は彼にとって想いで深い島でもある。

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Tsukkomi Taicho.

 

チーム藤本軌道のタカヒデPROを引き連れ、

今回の旅を企画してくれた藤本軌道の小池さん!

ローカルサーファーの多かった中、

ミドルセクションのいいセットをつかんでスマイルサーフ!

波に乗る姿は波乗り大好き感が十分伝わってくる!

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Hisao Koike.

 

今回の旅でいろいろと一緒にコネクトしてくれた種子島“ORIGINSURFSHOP”

のライダーでもあるYutaroくん!

高校卒業後はすぐに千葉の鴨川で働きながらサーフィン修行。

ホームの種子島には3年前に帰ってきた。

種子島のアイランドブレイクでコンペにフリーサーフに

さらに磨きをかけている。

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Yutaro Yamada.

 

ハイタイドになりそろそろベストタイムも終わりに近づいてきた。

次の日の波に期待し1日目のセッションは幕を閉じる事に!

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波に恵まれた初日に感謝!

さて明日はどうなることやら!??

続く【Mania越智】種子島トリップ2015 vol.2の記事を

乞うご期待ください!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ