Movie & Photos by ASP. Text by colorsmagyoge.

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Above : WJC WOMENS winner, Mahina Maeda. Below : ファイナルデイハイライト

 

 

現地時間の10/29(水)。

日本時間の10/29(水)~10/30(木)未明にかけ、

ポルトガルのエリセイラで世界一のプロジュニアサーファーを決定するべく

開催されていたASP主催WJC”Allianz World Junior”のファイナルデイが無事終了となった。

WOMENSでは、世界中の並みいる強豪たちを相手に、

ファイナルではTessa Thyssen(GLP)を下した前田マヒナが見事優勝!!!

地元ハワイのノースショアに点在する由緒あるブレイクの数々に育まれてきた

バックサイド・サーフィンを武器に、セミファイナルでは8.60pt、

ファイナルでは7.83ptとアベレージにハイスコアをたたき出し、

世界を相手にその圧倒的な強さを見せつけてくれた。

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Mahina Maeda.

 

 

前田マヒナはこの勝利によって

2015年度のASP QSイベントにおけるトップレベルのシード権を獲得。

彼女にとって2015年度は、2016年度のWCT入りを懸けた重要な一年となることだろう。

ハワイで育ったとはいえ、純日本人の血を持つ日本人サーファー・ガールが

初めてWCT入りを果たしてくれることに期待したい!!!

そういった意味で、2015年度のWOMENS QSは今までにはないくらい

日本全国のサーフィン・ファンたちにとって注目するべき一年となるに違いない。

 

一方のMENSでは地元ポルトガル出身のVasco Ribeiro (PRT)が優勝を飾ったなか、

日本代表サーファーの活躍としては安井拓海が

クォーターファイナル進出を果たし、同率5位入賞。

昨年度の本イベントにおいて、セミファイナル進出を果たした大原洋人が残した

同率3位を超えることはできなかったが、

ラウンド4ではKanoa Igarashi(USA)を下し、

世界にその名を刻み込むには充分な好成績を残してくれた!!

おめでとう!!!

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Takumi Yasui.

 

 

日本人サーファーが確かな爪痕を残すことができた

エキサイティングな本イベントもこれで無事に終了となった。

さらなる詳細に関しては下記リンク、

WJCオフィシャルサイトをご参照ください。

 

>>Allianz World Juniorオフィシャルサイト

 

 

 

yoge
サーフィン・プレビュー/吉田憲右著・泉書房、古都鎌倉ミステリー旅/吉田憲右著・コスミック出版など数々の書籍を発行し、2000年にTRANSWORLD SURFの外部スタッフとなったのをきっかけにメディア界に参入。 2001年から2009年10月まで月刊SURFING WORLDの編集部兼カメラマンとして勤務。 その経験と共に、第1回NSA東日本サーフィン選手権大会Jrクラス3位、2年連続THE SURFSKATERS総合チャンプなどテストライダーとして培ってきた経歴を活かし、サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。 >>>出版物 >>>プライベート撮影問い合わせ